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大人のための会話術

みなさんこんにちは!
フルール、更新担当の岡です。

前回は「ショットバー」をテーマに、1杯ずつオーダーする楽しさやバーテンダーとのコミュニケーションのコツなどをご紹介しました。今回の「夜の街をスマートに楽しむためのガイド」第3回では、大人のための会話術に焦点を当てたいと思います。

夜の街に繰り出してスナックやバーで過ごすとき、「ちょっと会話に困ってしまう…」という経験はありませんか? 知らない人との間合いの取り方や、スタッフ・常連さんとの話題の見つけ方など、「大人同士のトーク」を楽しむにはちょっとしたポイントがあります。そこで今回は、大人の会話をさりげなく盛り上げるコツをお伝えします!


1. “入り口の話題”は「場所」「お酒」「食べ物」

会話のきっかけになる“入り口”を用意しておくと、初対面の人とでもスムーズに話題がつながります。特にお酒の席で定番なのが次の3つ。

  1. 場所に関する話題

    • 「初めて来ましたが、ここは雰囲気いいですね」

    • 「このあたり、他におすすめのお店ってありますか?」
      など、“いま居る場所”に根ざした質問は、相手も答えやすいもの。自然に会話が広がります。

  2. お酒に関する話題

    • 「どんなカクテルが好きなんですか?」

    • 「ウイスキーはよく飲まれるんですか?」
      お酒の席ならではの話題は鉄板です。バーであればバーテンダーさんに「おすすめの1杯」を聞くのも、会話の糸口として◎。

  3. 食べ物に関する話題

    • 「このお通し美味しいですね。手作りなんでしょうか?」

    • 「普段はどんなお店で食事されるんですか?」
      一緒に出されるおつまみや料理があれば、それをきっかけに会話を展開しやすくなります。


2. “質問9割、自己開示1割”くらいのバランスで

初めて会う人と話す場合、いきなり自分のことを話しすぎるよりも、質問ベースで会話をリードするとスムーズです。相手の興味や得意分野を探りながら、少しずつ自分の話も織り交ぜていきましょう。

  • 質問で相手が話しやすい空気を作る
    相手が詳しそうなジャンル(趣味、仕事、地元など)を見つけたら、「それってどんな感じなんですか?」とさらっと尋ねてみてください。自分語りより“聞き上手”を意識すると、会話が弾みやすいです。

  • 共感の相づちで広がるトーク
    「なるほど」「それ、すごいですね」「わかります!」など、相手が話しやすい雰囲気を作る合図を適度に入れると、自然に会話が膨らんでいきます。


3. スタッフや常連さんとの距離感

スタッフ(ママやバーテンダー)との会話

  • 気軽に話しかけてOK
    スナックやバーのスタッフは、初めてのお客様とも会話するのが仕事でもあります。遠慮しすぎずに「今日はおすすめのドリンクは?」と話しかけてみましょう。

  • ムリに盛り上げようとせず“流れ”を大切に
    混んでいるときや忙しそうなときは、相手の状況を見て声をかけるのがベター。ちょっと手が空いたタイミングを狙ってコミュニケーションを取るとスムーズです。

常連さんとの会話

  • 挨拶から始めてみる
    「こんばんは、よく来られるんですか?」など、シンプルなあいさつと質問でOK。お店のスタッフが紹介してくれたり、常連さんが声をかけてくれることも多いはず。

  • “絡みすぎ”に注意
    常連さんとはいえ、あくまで初対面。距離感をうまく計りながら、相手のペースに合わせるのが大人のマナー。質問攻めにならないように気をつけましょう。


4. 大人の会話の“NG例”

1. 重い話題・過度な自慢

お酒の席では、せっかくの楽しい雰囲気が台無しになりやすい話題がいくつかあります。

  • 政治・宗教・お金の話
    価値観が大きく分かれるトピックは、初対面の相手には重すぎるかも。

  • 過度な自慢話や武勇伝
    自慢話は控えめにしないと、相手が引いてしまう原因にもなります。

2. 根掘り葉掘りの質問攻め

  • プライベートを詮索しすぎる
    いきなり「どんな仕事してるんですか?」「年収はいくらですか?」などの質問は要注意。相手が答えやすい内容から徐々に聞いていきましょう。


5. 話題を広げるヒント

1. 趣味や最近の話題を持ち寄る

  • 旬のトレンド
    「最近どんな音楽を聴きますか?」「おすすめの映画はありますか?」など、今流行っているものに触れてみると、意外な共通点が見つかるかもしれません。

  • 趣味の話
    旅行、スポーツ、読書など、話していて楽しいジャンルは盛り上がりやすい。相手が興味を持つポイントを探しながら話してみましょう。

2. お店やスタッフの話題を共有する

  • 「ここのお店、おしゃれですよね」
    → 相手の意見を引き出して、一緒に盛り上がれるポイントを探します。

  • 「今日はどんなお酒を飲まれるんですか?」
    → 「そのお酒、どんな味なんですか?」とさらに掘り下げ、話を広げる。


まとめ

夜の街での大人の会話は、“肩肘張りすぎず、でも最低限のマナーと気遣いを忘れない”のがポイントです。ちょっとした話題の振り方や質問の仕方を知っておけば、初対面やあまり親しくない間柄でも、自然と楽しい時間が過ごせます。

ぜひ次回スナックやバーへ足を運ぶ際には、今回の会話術を参考にしてみてください。きっといつも以上に人とのつながりを感じられる、素敵な夜になるはずです。

以上、「夜の街をスマートに楽しむためのガイド」第3回でした!
次回は、さらに踏み込んだ“お店選びのヒント”や一人飲みにおすすめのスタイルなどについてご紹介していきたいと思います。お楽しみに!